最近格安ジャンクコーナーがやけに充実してきた某“超”中古書店。
ジャンクと言いつつデカールの一部切り取っただけとか製作可能っぽいものも多いため、ジャンル問わず買い物かごいっぱいに詰め込んでるセドリっぽい方もちらほら。
「依頼品につき詳細不明、画像にあるものが全てです」って出品されるんだろうな
。
デカールの一部だけないのは何だろう?パーツ請求するよりもう1個買うほうが早いからって、必要デカールだけ使ったらあとはいらないってことかな?
お大尽だ。何にせよ新品が売れるってのは良いことです。
あれこれ見てて、そのむかしプレミアモデル(PM)の簡易キットを苦労して手に入れた経緯から、なんか意地になって買わなかった ハセガワ 1/72 Ta154 を発見。中をチラ見したらメインパーツと風防は揃っててなんとか作れそうだったから買ってみました。税込500円也。
内袋のない剥き出しパーツと使いかけのエッチングパーツのせいでジャンク売りされていたみたいだけど、エッチングパーツはもともと入ってないキットで、元所有者が追加で入れたもの。
剥き出しのパーツは全てレーダーアンテナで、本来2枠1組で使用するもので、本体内袋にもちゃんと2枠入ってる(写真内袋の左下の方に写ってます)。要するに余分なものが2.5機ぶん入ってます。あとデカールも2組だから1枚は余分。
結局ジャンクと言いつつ
完品に追加パーツが乱雑に放り込まれていた
ものでした。まあパッと見た目が悪いし、ちゃんと調べなきゃわからんしね。
手つきなんかのジャンクを買ったとき、追加パーツなんかを見て、元の所有者は何を作ろうとしていたのかな?なんてことを想像するのは結構楽しいんですが、これはさすがに意味がわからなくて、ただ単に何機か作って余っただけっぽいですね。とはいえレーダーパーツ2.5機ぶん余ってるってことは、レーダー無しの機体を3機は完成させたんだろうなーどんな塗装で作ったんだろうなーとか思ったりして、まあそれはそれで楽しかったり。
意地になってプレミアに手を入れるより、素直にコレ作ったほうがどう考えてもよさそうですね。
【220617追記】
一昨日同じ“超”古本屋で買ったジャンク1/72メッサーP.1099。税込500円也。
パーツチェックして主要部品をランナーから切り離したあとの図。純正デカールに一部切り取りがあるけど、プラパーツ自体に欠品なし。計画機のデカールとか全くもってどうでもいいので問題なし。右側の大判デカールは追加で入れられていたADS社1/72のJV44 Part.2。
これは元の持ち主が何をしたかったかわかりやすいですね。大戦末期Me262で防空任務にあたってたJV44(262が上がるまで基地上空の警戒任務にあたった赤腹ドーラでも有名)にP.1099が配備されたIfをやりたかったんでしょう。
しかしADSなんて同人レベルのマイナーメーカーのデカールの情報を持ち、入手できる環境にあったということは、元の持ち主さんは自分なんて及びもつかない相当なマニアさんだったことが推察できます。よく手放したなあ・・・終活?
安かったし適当に作るつもりで買ったP.1099ですが、せっかくなのでJV44で作ろうかな。